自動車リサイクル券
自動車リサイクル券とは、2005年に施行された自動車リサイクル法に則って発行されています。
新車購入時もしくは継続車検時に、リサイクル料金を預託し交付を受けています。
※2008年1月31日をもって車検時の預託は不要になり、廃車時に納入することとなっています。
左の画像が見本です(クリックで大きくなります)
車検証や自賠責保険証と一緒に書類ファイルに入っていると思います。
A〜C券までが所有者に渡され、D券は(財)自動車リサイクル促進センターで管理しています。集められたリサイクル料金も、ここで管理されています(管理料は500円程度)リサイクル料金は、車体が自動車リサイクル法に基づいて解体された場合A券によって解体業者に支払われます。
参考ページ:経済産業省「自動車リサイクル法」
自動車リサイクル料金
自動車リサイクル券の目的は、解体処理に専門的な技術が必要な部品・処理が難しい部品のリサイクルや適切な処理にかかる費用を、あらかじめ車両所有者に負担してもらおうというものです。エアコンに使用される冷媒のフロンガス・エアバックの部品・シュレッダーダストなどがこれにあたります。
リサイクル料金は、全車一律というわけではありません。
- 車種
- エアコンの数や種類
- エアバックの個数
これらによって個別に決められていますが、6000円〜20000円くらいのようです。
リサイクル料金は解体を行わずに車を譲渡すれば、管理料以外は返金されます。
実際には買取や下取りの際に、査定額に含まれていることが一般的でしょう。
見本をご覧になっても分かる通り、リサイクル券は車体番号に対して発行されています。