永久抹消登録とは
永久抹消登録とは、車を使用済み車両として解体(廃棄)したことを届出ることです。
廃車=スクラップというイメージに一番近いと思います。再び登録することはできません。
この手続きには自動車リサイクル券が必要です。
2005年以降の購入車・2005〜8年1月中に継続車検を受けていれば交付済みです。
交付を受けていない場合、リサイクル料金を預託する必要があります。
車体の解体は認可業者のみ行うことができます。
業者に車体を引き渡した時点で、ナンバープレートと使用済自動車引取証明書を受取ります。
使用済自動車引取証明書は自動車リサイクル券の下半分で、解体の履歴の照会にも使用できます。
車体の解体が完了すれば(連絡があります)15日以内に手続きをします。
一般的に永久抹消登録が完了した翌日を、確定日と呼びます。
- 確定日から年度末まで1ヶ月(30日)以上あれば、自動車税が還付されます。(軽自動車は除く)
- 確定日から車検有効期間まで1ヶ月(30日)以上あれば、自動車重量税が還付されます。
- 確定日から保険満了期間まで1ヶ月以上あれば、保険料の返戻を受けられます。
詳しくは廃車無料のカラクリをご覧下さい。
永久抹消登録に必要な書類
必要書類 |
説明 |
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自動車検査証 | 車検証のことです |
ナンバープレート | 前後2枚が必要です |
自動車税納税証明書 | 毎年5月末までに納付する税金の証明書 |
印鑑証明書と実印 | 3ヶ月以内に発行したもの |
自動車リサイクル券 |
使用済自動車引取証明書を兼ねます |
永久抹消登録申請書 |
運輸支局で購入できます |
手数料納付書と印紙 | 納付書は無料(印紙も不要の場合有) |
振込先口座情報 | 車検が30日以上残っている場合自動車重量税の還付先を記入 |
自動車税申告書 | 永久抹消登録申請書受理後、自動車税事務所に提出 |
※住民票 |
印鑑証明書と自動車検査証の住所が異なっている場合 |
※戸籍謄本 |
印鑑証明書と自動車検査証の姓名が異なっている場合 |
※譲渡証明書と委任状 | 業者に委託もしくは買取の場合 |
以上をそろえて届出し、登録事項証明書を受取れば手続きは完了です。